大きな山は小さく崩せ
介護TOC【事例】
事例紹介施設 【医療法人社団みつわ会:本体入所】
食事介助の際、一度に離床・一斉に食堂へ誘導をしていたが、8名の小グループでの離床・誘導に分けた。
詳細
《どのような状態を》
【ボトルネックと特定した箇所は食事介助時間】
①職員と被介助者の人数が釣り合ってない
②介助できず待たせることになっている
③利用者が疲れ、食欲がなくなる
④食事が冷めておいしくなくなる→結果食事介助に要する時間が延びる状況に
⑤介助の時間が延びることで次の業務(入浴)開始時間が遅くなる→時間外勤務が発生する
食事時間も長くかかり、全体的な業務の遅れにも繋がっていた。
《どのような状態に》
利用者に温かくておいしい食事を《待つことなく、ゆっくり》全部召し上がっていただく。
《どうやって変えるのか》
・一度に離床、一斉に食堂へ誘導を、数人単位の離床、食堂へ誘導へ。
・温かい食事の提供ができるようになり、利用者さんの疲労も軽減。
結果として、4名の全介助の方が一部介助、そして業務時間も40分短縮へ。